哀しい自意識
金曜に子供が熱を出して急遽会社を休んだニチカです。
会社を休むと罪悪感で落ち込むのと、子育てに向いてないという自覚がある中で
熱で機嫌の悪い子供と膝付き合わせて24時間耐久レース。
家にいるのが苦行でありました。
こういうと顰蹙を買うから、その思いを喧伝しないほうが良いよと夫は言うけれど、私は子供といるのが辛いのです。
朝決まった時間に起きて、子供を起こし、ご飯を毎日三食きちんと作り、食べさせ、片付け、家を掃除し、洗濯物を畳んで干して、風呂に入れ、遊ばせて、本を読んでやり寝かしつけて、、連休ともなるとこれを数日連続でやるのです。
子育てしてれば、当たり前のことなんだけど想像よりずっとずっとずっと辛いぞ。
なんだこれ…と途方にくれます。
『母親』という業務の負担が私には重すぎて、でも逃げられるものでもなく
家庭にいても『母親』役以外の自分を解放できる場所として、ブログという手段に訴えてみているような気がします。
ただこれは、軽率に
子育てに向いてないから辛いんだよね
の一言で片付けて良い問題なのか
もっと向き合って考えなきゃなと思いつつまだ自分の中でも消化できないテーマだったりします。子供が可愛くない訳じゃないし、母親を降りたい訳でもないのにな。
久しく自分の考えを文章に落としてみる作業をしてなかったので、少しずつ的確に掴めるようにして行きたい次第です。
さてのっけから
賛否両論ありそうな話をしてしまいましたが、もっと賛否両論あるだろう話題を取り扱います。特にどなたが見てくれる訳でもない個人的なブログなので、率直に感じたことを。
ものすごく様々な媒体で様々な立場の人が言及しているだろう話ですが、過労死で亡くなった方の話です。
最初にニュースで見たときから、なんだかとても悲しくて、日常を過ごしていても中々頭から離れません。
亡くなった方は、ほぼ同世代の方で、同性で、たったそれだけの符号だけど、他人事に思えなくて、気になりました。
同時に、そのニュースはしばらく報道で取り上げられ続けるんだろうな、と思いました。
電通という言わずと知れた超有名大企業
最高学府の東京大学出身
若くて美人な女の子
クリスマスに起こった悲劇
そしてSNSでの率直で克明な記録
キーワードになるものが
あまりにも多すぎるこの事件は
関連した問題を提起するのに、色んな人が色んな立場で、色んなことを主張するのに引っ張りだこになるだろうと、思いました。
すでにもう、様々なところで取り扱われた記事を見てきましたが、そのぐらいで命を絶つなんて甘いという意見もあれば、会社の責任を徹底的に追求して再発防止をという意見もあり違う意見の人同士で喧喧諤諤といった形でした。
私は、どの意見も、こういう意見を言う人がいるだろうなーと思う反面、わたし自身ははどう思えばいいのか、まだ混乱しています。
基本の感情で言えば、こんなことが起こってしまうような状況がとても悲しい。
私が悲しいという感情を感じることすら、おこがましいのかもしれない。
せめて今は、わたしの周りにいる人が
壊れてしまわないように
見逃さないようにしたいと思う。
しばらく、置いて
考えたい問題だと思いました。